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全身性エリテマトーデス(SLE)
原さおり(仮名)

原さおり(仮名)
性別:女
年齢:27才
職業:看護師
住所:

全身性エリテマトーデス(SLE)

初診 :2004.1.13
病院名:A病院
発症時期 15年12月10日
12月のある冬の寒い日に、薄着で外へ出かけ、家に帰ると、寒気がなかなか治まらない。風邪かと思い、風邪薬を服用するが、風邪の症状は一向に出ず、微熱だけが続く・・・。

12月26日
この日から、毎晩8時頃になると定期的に8度5分くらいの熱が出て、翌朝になると平熱に下がる原因不明の熱が続く・・・。

1月3日
朝起きると、右足のくるぶし下辺りに痺れを感じる。
痺れといっても、ビリビリした痺れではなく、触ったときの皮膚感覚がいつもと違って鈍い感じ。

1月7日
近くの病院で検査するが、レントゲン・血液検査とも異常なしと診断される。

1月8日
右足くるぶし下辺りだけだった痺れが、右足ふくらはぎにまで広がる。

1月11日
右足くるぶし下・ふくらはぎの痺れが、右足甲部分全体(足首の下側からくるぶしにかけ足の指にまで)に広がる。しかもいつもとは違う、強い痺れ。
これをどう表現したらいいか分からないが、足に重い石が乗っかっているような、まるで自分の足が固い粘土細工で作られたような、今まで体験したことのない感覚だった。その足に触れてみると、右足甲部分には何の感覚もなかった。

1月13日
現在、膠原病(SLE)である姉の主治医の医師に診てもらう。
血液検査の結果、白血球は少し低めで3300 CRPは少し高めの2.34だった。詳しい検査をしてみないと解らないとのことで、即、検査入院となった。

1月14日 入院
皮肉にもこの日は私の26歳の誕生日だった。
血液検査・CT・MRI・神経伝達検査・等、初めて体験するものばかりだった。安静にしていたからか、足の痺れの症状はだんだん治まってきた。徐々に痺れの範囲は狭まり、特に右足甲部分は少し和らいできたように感じる。
微熱は相変わらず続く・・・

1月23日 退院
検査の結果、血液検査により抗核抗体陽性、白血球・リンパ球・血小板減少、補体低下、DNA抗体上昇であることから、担当医師より、膠原病(全身性エリテマトーデス)であることを宣告される。
通常、この病気の場合、ステロイドでの治療を主とするが、私の場合はまだ軽く、症状も治まってきていたということもあり、すぐ治療には入らず、様子を見ることになった。

退院後、自宅で療養しながら、月2回の通院生活を続けていたが、安静にしていたのにもかかわらず、足の痺れは右足で留まることなく、左足へと広がっていった。そのうち、朝起きるたび、体の一部がポッコリ抜けているような違和感を感じるようになり、その部分に触れてみると感覚が鈍く、それは腕や背中のあちこちへと広がっていった。このままでは自分の体のすべての感覚がなくなってしまうのではないかと思い、その恐怖感で夜眠ることもできなくなる・・・

2月17日
退院後から2回目の血液検査。それまでの私の症状と比例するようにCRPも上昇。痺れの症状も治まらないため、ステロイド投与開始する。(プレドニン量 20mg/日)
ステロイド服用直後、体の痺れ・微熱治まる。しかし、両足太股辺りから下はまだ痺れ取れず・・・

3月11日よりAWG治療開始
初めは、週2回(2h/回)からの治療。
2ヵ月後から、週3〜5回の照射。足の痺れだんだん治まる・・・
MRS治療と平衡して、ステロイド量1mg/月づつ減らしていく。
現在、ステロイド量0mg(病院で処方されているステロイド量6mg)
足の痺れほぼ完治。AWG合計照射時間 約500時間以上

施術コード
全身 0000, 0000, 0000, 0000
臓器対角 0000, 0000, 0000,0000

-
白血球
AST
ALT
CRP
C3
C4
CH50
抗DNA
プレドニン量
備考
基準値
3.9〜6.3
12〜35
6〜42
0.00〜0.40
86〜160
17〜45
30〜50
7以下
04/1/13
3.3
59
71
2.34
118
27
47
10.4
-
入院前
2/3
2.4
31
44
0.03
84
12
28
3.8
-
退院後
2/17
3.3
28
40
1.98
-
-
-
-
-
-
3/3
6.5
16
21
0.15
89
13
28
3.5
20mg
ステロイド投与後
5/25
5.6
16
21
0.01
79
14
22
0.4
14mg
AWG治療2ヵ月後
8/18
5.3
16
21
0.01
81
20
26
0.1
9mg
5ヵ月後
10/13
4.4
17
16
0.02
-
-
-
-
8mg
7ヵ月後
05/1/19
3.7
16
13
0.01
85
12
22
1.5
6mg
10ヵ月後
6/22
2.3
19
16
0.01
74
11
21
1.4
3mg
1年3ヵ月後
8/24
2.5
15
10
0.01
78
13
17
0.4
1mg
1年5ヵ月後
9/21
3.8
14
9
0.05
93
19
20
0.4
0mg
1年6ヵ月後

*白血球 → ステロイド投与(20mg)直後、6.5まであった白血球が、ステロイド減量につき、しだいに減少していき、ステロイド量1mgでは2.5まで落ちるが、ステロイド0mgにすることでそれまで減少していた白血球が現在3.8まで上昇し始める。
* リンパ球 → AWG治療前14%に対し、AWG治療後現在42%まで上昇。
(基準値:25〜39%)
* CRP値 → AWG治療により、現在0.01に安定。
* 補体 → AWG治療により減少傾向にあったが、ステロイド0mg直後、C3・C4については準値まで上昇し始める。抗DNA抗体は現在0.4にまで減少、安定している。
* AST・ALT → AWG治療で肝臓を強化することにより減少。

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